シナイアのペレシュ城とにゃん
- 2013年10月21日
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翌日、にゃんこホテルをチェックアウトして、荷物だけホテルに預かってもらい、
ペレシュ城へ行ってきました。
おもちゃのような家々。
言われた方向へ向かうのに、早々に道に迷い、間違え、かなりのタイムロス。
看板も全然なく、ようやく発見!
そして、たどり着きました!
なんとも、立派なお城!!!
ここは、1875年に、ルーマニア王室のカロル一世が、夏の離宮として建てた宮殿。
なんと、建設に8年かかったとか。ほ〜。ため息。
となると、中の作りというのも、凄そうです!
あら? どこにいたのかしら? というくらい、ここに観光客が集まっている!
山道では、ほとんど人がいなかったのににゃ〜。
チケットを買うため、中に入ります。
こちらの見学は、ツアーに参加する型でないと、入館できないのです。それから、撮影代は別途取られます。
建物のつくりは、ドイツ・ルネッサンス様式らしいです。
一瞬、「え、これがルネッサンス様式??」と首をかしげつつ、
ルネッサンス建築は、ゴチシック建築の後に登場し、これまで教会や大聖堂に用いられた建築様式が
ようやく個人邸まで対象になったのだから、時代的にはそうだし……そうか、これぞドイツ式なのかと感動。
でも、だまし絵みたいなのもあって、バロック様式への流れも少しあるのかな?
そんな建築についても、ヨーロッパを回りながら少しずつ五感を使ってしっかり学んで行きたいと思います。
さて、中へ。
いきなり、豪華絢爛ですこと!
こちら、ホール。
天井がステンドグラスで、日中は部屋が明るいです。
それから、およそ160部屋あるといわれる城内の数個のお部屋を見学スタート!
狩猟や戦いに使われていたような備品がいっぱい展示してありました。
部屋から部屋へと続く構造ですが、一つ一つのお部屋のすんばらしいことっ!!
ハープがある。ハープ! 優雅。本当に昔の人の生活って豊だなあとため息でちゃう。
カロル一世の収集した絵画や家具、装飾品に、惚れ惚れしっぱなし〜。
椅子のアームに子供。
こっちは、椅子のアームにおじさん。
いい趣味してるね〜、カルロ一世〜、好きだにゃ〜笑。
どれだけ、お客様がいらっしゃるのか、というほどの連続椅子プレイ。
いや、こういうデザインなのかしら? いいにゃ〜◎
それから、なんとも美しいシャンデリアのお部屋へ。
真下からの絵が、まさに芸術!
こんな幾何学的な、イスラム建築ちょこっと導入してみましたっ!という感じの部屋。
ひとつひとつのお部屋がまったく違うし、どれも素敵で、アドレナリンがどんどん出てきます。
そして、このたび一番好きだと感じた部屋。
この赤と緑の質素なシャンデリアがイスラムとヨーロッパの狭間にいるような感じになって、
またしても、この言葉が・・・
「いい、カロル一世、いい感性してるにゃん!」(どの口が言うって?)
いい〜! 好き〜! 素敵!!
ルンルンして、外へでる。相変わらずの曇り空で、ちょっとだけ雨も降ったけれど、
心は晴れ晴れ。
帰り道、お土産屋さんが続くのですが……
うんうん、素敵!
こういう伝統工芸品はいい!
でも、手前のバランスボール? なぜ? あれって、くまのぷーさんの・・・
蜂蜜に、招き猫? なぜ?
なんだか、不思議。
ひとつひとつ、じっくり見ると、なんだか不思議なグッズが多い。
うむ、ルーマニアのお土産探すのが楽しみになってきたー♡(面白そう)
もっともっとゆっくり見たかったけれど、シナイアから次の町シギショアラへ行く列車の時間が
ぎりぎりに迫っていたので、やや小走りでホテルへ戻ることに。
ところが・・・、戻っている途中!
お〜招き猫〜〜〜!!!! おばあさまと、にゃんです。
なでなで、してもらってる♡
“にゃ? にゃんだよ〜〜〜”
そして、さきほどの招き猫は、もっとたくさんのにゃんを招いてくれました!
にゃんがたくさんやってきたのです!!!
次回、にゃんスナップにゃん♡
(つづく)