男木島:再びにゃんずと、こんにゃちは

男木島の集落を散策中。

立派な石垣の横を歩いていると、前方右に、小さな階段がある。

 

 

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どうも、誰かさんのお家へ続く階段らしいのだけど、

たまたますれ違った島のおばちゃまが、

「あんた、大きなカメラ持って、猫撮るんか!」と聞いてきた。

「どこにいますか〜?」と私。

「あんた、そら、この階段上ったらよ〜くいるわ!」と教えてくれたのだけど

「でも、どなたかのお家ですよね?」と聞きかえすと、

「まあ、問題ないから!」と言う。

いいのかい、おばちゃん? 私、上っちゃうよ?

 

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というわけで、上り始めたら、怖い怖い。

小さくて一段ずつが心もとないわけです。

 

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どきどきしながら上りきると、

 

“どなたにゃの?”

わ! びっくり。にゃんの見張り番がいらっしゃった。

 

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“なんの用にゃんだい? にゃに、写真が撮りたいって?”

 

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“どーするかい、みんにゃ! てか、あんた……さっきも来た人だにぇ”

 

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はい、なんと回り回って、同じお宅に来てしまったようで、

すでに会ったことのあるにゃんずでした。

 

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“また来たにゃ、この人……”

 

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“ポーズ決めるから、撮るにゃ!”

いいね〜モデルさんみたい〜。

 

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なんだか迷路のような島の道だけど、にゃんずと再会できてよかったにゃん。

ほら、まだこちらのにゃんは、お昼寝中みたい。

 

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ああ、気持ち良さそう〜。

 

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つづく♡

 

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