国立装飾美術館とにゃん♡
- 2014年3月20日
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美術館が好きなので、美術館めぐりをすることにしました。
パレルモ地区というオシャレなお店も多い場所なのですが
先日のボタニカル・ガーデン(カルロス・タイス植物園)もふくめ
動物園や植物園などもある広大な地区に、美術館もあります。
そこに行くには、メトロの最寄り駅がなく、結局またホテルから
とことこと歩くことにしました。
やっぱり40分以上はかかって到着。ほんとうに、よく歩きます。
というのも、ブエノスアイレスはバスを乗るのに小銭しか受け付けてくれず
それなのに2ペソからお札が作られているため、おつりでも小銭がもらえないのです。
仕方なく、とはいえ、歩くのが気持ちよい街でよかった!
で、到着したのは国立装飾美術館。
こちらは、1911年に建てられた私邸だったそうで、
現在は美術館として18世紀フランスの家具や東洋の美術品などが展示してあります。
ひとつひとつの展示品もよいのですが、それよりは豪華絢爛な建物そのものを味わうほうが
なんだか贅沢な気分になれました。
エントランスも豪華。
そこに、にゃんがいたのが嬉しかったにゃん! 美術館ににゃんがいるだなんて♡
“はいはい、お客さま〜いらっしゃいにゃせー”
“遠いところをお越しくださいましてー”
とだけ、きちんと挨拶にきてくれる。立派な黒の扉ともふもふの黒ニャンが似合うこと!
と、中にとことこ入っていかれました。
おや?
“ ご飯タイムにゃり”
まあ、びっくり!
国立の美術館が、エントランスの中でにゃんサマにご飯をあげてるだなんて!
せっかくなので、お皿をお願いしたいところではありますが、すごいなあと感心。
“ちょっと失礼・・・” もぐもぐ
ほーーっと観察していると、
“あのね、お客さん、ご飯中だっての! 邪魔しにゃいで!”
と、怒られました。
ごめんなさーい!
ちなみに、フランス風カフェ「クロックマダム」が併設されています。
テラスで美しい建物を観ながらコーヒタイム♡ そんな時間て、とっても優雅。
カフェの入り口は、装飾美術館の横にありましたが、おしゃれです。
その後は国立美術館へ! 通称MNBAと呼ばれます。
道に迷って裏側に着いてしまいました。なんとも現代アート的な感じなのですが……。
表側について納得。重厚でした。
国立美術館は、かなり大層な絵画が展示しているとかで、ぜひ観に行こうと思った次第。
しかも無料公開だなんて、嬉しいかぎり!
中は撮影禁止でしたが、いやはや立派な絵画や彫刻がありました。
クロード・モネやルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、シャガールなどの印象派はじめ
ギュスターブ・クールベ、エル・グレコなどヨーロッパの絵画を中心に飾ってありました。
ほかにも、ブエノスアイレスはラテンアメリカ美術館や建築美術館、エビータ博物館など
たくさん観るところがあります。
でも、にゃんがいて、テラスでお茶ができるのは国立装飾美術館だけ!
おすすめにゃり♡
ちなみに、国立図書館は、装飾美術館は向かう途中にちらっとだけ観ました。
なかなか斬新な建築です。
3人の建築家、クロリンダ・テスタ、アリシア・D・カッツァニーガ、
フランシスコ・ブルリッチによって、1992年に建てられたようです。
まるでロボットみたいですね。
つづく♡