コソボの世界遺産にいたにゃん♡
- 2014年1月30日
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セルビアから南下して、コソボへ。
セルビアからしたらコソボはセルビアの一部。でも、コソボは国連によれば
れっきとした一国家。日本もそれを承認しています。
国境を超える必要があるはずなのに、セルビアから移動すると、セルビアは
出国スタンプを押してくれません。
それなのに、コソボに入るときは、入国スタンプがつくという。
たしかに、セルビアとコソボの内戦はずっと近代まで続いたいたし
いまも未だに仲は悪く、いつまた内戦があるかわからないそうです。
とはいえ、今は安定した状態なので、行けるときに行ってみようと足を伸ばしました。
まずは、首都プリシュティナへ。
ここから20キロくらい離れたところに、世界遺産となっている
セルビア教会グラチャニツァ修道院があります。
そこに行ってきました。
コソボはアルバニア人が住んでいます。
それだけれど、コソボを攻撃したセルビアのセルビア人がこの地区には住んでいて、
だから昔はあまりタクシーも行くことを嫌がったりしたそうです。
現在は普通に行ってくれます。バスでも行けます。
中は穏やかなな気が充満していました。
セルビア正教会の世界遺産として、中にあるフレスコ画はとっても見応えがありました。
残念ながら写真撮影禁止だったのですが。
教会の中が外にでていくと、にゃんがいました♡
ごま塩柄です。
ちょうど日本人のおじさま、おばさまツアーの団体さんがいらっしゃって、
このにゃんちゃん、みなさんに写真撮られたり、なでなでしてもらって可愛がってもらっていました。
セルビアとアルバニアの対立はあるだろうけれど、とにかく安穏とした空気がながれ、
訪れる者を癒してくれる場所でした。
このにゃんも待っていてくれたしにゃ♡
“あれ、もうみんな帰るにゃ?”
と、言っているように、団体さんを気にするにゃん。
それでもマイペースなのは、世界共通。
それから、私は首都プリシュティナに戻って、ここだけは見ておこうという
大学の中にある国立図書館へいってきました。
この建築が近未来的。
中も、外観同様なかなか斬新な設計でした。
天井は光がやわらかく入っていました。
うつくしい! という設計ではないと思ったけれど、それでも斬新だし、
プリシュティナの中では、紛争以来の建築として設計された図書館だし、
また「面白い」建築としては、見て楽しかったです。
それから町をぷらぷら。
羽のはえたにゃんがいる!
マザーテレサ通りをぷらぷら。
メインストリートです。
あ、こんどは黒にゃん。
アルバニア生まれのマザーテレサは、コソボでも誇り!
そして、コソボをセルビアから救ってくれたNATOを先導するアメリカ、当初クリントン大統領は
セルビアの救世主!
なんだか、未知なる国、町でしたが、にゃんがいるし、穏やかだし、来てよかった!
で、コソボからマケドニアへ行く予定でしたが、本屋さんにあったポストカードで
首都以外に素敵な田舎町があると知って、急遽予定を変更して、もっとコソボを回ってみることにしました。
次回は、プレズレンという田舎町です!
つづく♡