赤・白・緑のイビラプエラ公園@サンパウロ
- 2014年4月24日
- No Comments
サンパウロには、建築家オスカー・ニーマイヤーが
手掛けた建築がまだまだあって、そのうちのひとつを
観てきました!
うーん、観てくるというよりも、感じてくるというか。
青空のもと、向かった先は、イビラプエラ公園というビジネス都市に
設けられたオアシスのような場所。
南半球は真夏!
天空の青が広がり、地上の緑が生い茂り、気持ちがいい!
公園は、造園家ブレレ・マルクスとニーマイヤーがタッグを組んで
一緒に手掛けたというのだから、造形の魔術師らがつくったとなれば
それはそれは素敵なところなのでは!と期待値がグンッとあがっちゃう!
広大な公園の中へ入り、目指したところは、まずこちら。
オーディトリアム・イブラプエラという、ホール、劇場。
こんな長方形の箱のような建物。入り口の反対側です。
赤い長方形の中央は舞台。
赤い扉が開くと、舞台になって、外からでも観客が観られるという仕組み。
入り口までぐるっと 歩く。
四角形は三角形になっていく……。
建物の真横にくると、直角三角形になるというフォルム。
入り口へ。
中央のエントランスからは、真っ赤な曲線のオブジェが
天空に向かってのびている。
写真は簡単に芸術的になってくれる。
白と水と赤の色彩。
プラス、緑も入る。
入り口手前、仰いでみたら、こうなった。
空を曲線と直線が空と緑を切り取ってるように見える。
さて、中もまた曲線のスロープが二階へとつづいているし、
やっぱり白と赤、
なんだろう、なんとも不思議な空間。。
無機質さの中に有機物が入り込んできたような。
中から舞台をみると、こんな感じらしいです。
外側からみた赤い扉が全開になると、外の公園が丸見えに。
さまざまなイベントを開催している模様。
まさに、野外コンサートという感じ。
ふたたび、中から外へ。
白、赤、光、影、緑、空……。
その後、OCA、オカと呼ばれているミュージアムへ。
ドーム型に、丸い窓。宇宙船みたい!
中はかなり現代的で、天井のパイプやらむき出しになっているのは
まるでデザイナーズハウス! クールな印象。
円窓からの光と間接照明って、仲良く一緒に活かせるものだと感心。
このスロープの長いこと! 二階へ続くのに、時間がかかりそう。笑
でもやっぱりインテリアがカッコいい。
シンプルなのに、カッコいいというのが、すばらしい。
二階へあがってみる。
ぐる〜ん。と、スロ—ぷ。
で、やっとこ、なるほど「ミュージアムだった!」という感想。笑
ちゃんと、展示物がありました。
ひとつひとつ、見応えがあって、作品も素晴らしいと感じました。
地球も吊り下がっていたし。
しばし、また、ニーマイヤーの宇宙空間を感じることができました。
まだまだ、彼の建築をおいかけたいと思います。
あ、にゃんもです!♡
つづく