チチカカ湖の浮き島と、そこで暮らすにゃん

ペルーのクスコからチチカカ湖へ。

標高の高いクスコから、まずはプーノというチチカカ湖の町に向かうのですが

標高4000メートルをバスで超えます。

さすがに、空気の薄さを自分でも実感できる。

とにかくゆっくりと動かないと、あっという間に高山病になってしまうので要注意です。

脱線しますが、日本人旅行者でも、時として高山病になって、セスナで運ばれて

標高の低い町へ搬送させられることがあるようです。

チチカカ湖も標高3800メートルの場所にある、世界で船が乗り入れする湖では

もっとも標高が高い場所だと聞きました。

さて、チチカカ湖は、ペルーとボリビアにまたがる湖。

ボリビアへ行くには、ペルー側のプーノからバスで湖沿いを走り、途中にあるイミグレで

パスポートコントロ—ルをして、そこからボリビアへ入ることになります。

私は、ボリビアへ入る前に、プーノから一泊二日で、チチカカ湖の浮き島であるウロス島、

それからタキーレ島、アマンタニ島をめぐるツアーに参加してきました。

浮き島というのが、ペルー側にあって、ウル族という先住民が暮らす島なのですが、

それが驚くような光景なのです。

ということで、プーノからツアーがスタートしました。

 

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ボートに乗っておよそ40分程度で、浮き島のウロス島に到着。

浮き島とは、トトラ(植物の葦)を使って長い歳月をかけて水中に積み上げていって、

島が浮いたという奇跡的な人口島というわけです。

先住民がスペインから逃れてきて始めたと、ガイドさんが教えてくれました。

ボートを下りるときはちょっと緊張!

足下がふわふわする!

 

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可愛いインディヘナがお出迎えしてくれました!

といっても、この浮き島の全体の広さって驚くほど小さいのです!

 

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10家族ほど、実際に暮らしているとか。

小さくも観光地化されているので、インディヘナたちの手作りの品々が売られていました。

 

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カラフルなクッションカバー。

でも私、インディヘナの女性たちがかぶっている帽子のほうが気になる♡ 個性でてます。

 

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店番には大人も子供もありません。

 

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生まれたときから、ここで育ってるんだもの!

 

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だって、こんなに小さな島……

石でもなく、土でもなく、ましてコンクリートなんてない、トトラという草でできた島。

小さな彼らの秘密基地。でも、立派な住まい。立派な彼らの居場所です。

 

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ちなみに、ウロス島というのは、実は40ほどのこういった浮き島があって、

それをまとめて「ウロス」というらしいので、実際はウロス諸島というほうが正しいような。

 

お隣さんは、こんな感じでした。まあ、似ていますが、観光客は立ち入らないせいか、

静かな暮らしを垣間みれました。

 

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ちなみに、彼らの交通手段である小舟に乗らせてもらって見学したのですが、

小舟はこういう型をしていて、やっぱりトトラで作っているそう。

 

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もちろん、家だってトトラ。

……おや、おや〜?

島の真ん中程にいる、あのシルエットは!?

 

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こんな島に、にゃんと、にゃんがいた!!

 

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“なにさ、いたらダメにゃわけ〜? ここはオイラの島だにゃ!”

 

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衝撃なのは、こちらもいらっしゃったからです。

“こちゃちゃちわ〜”

 

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“ここ、アタシの家にゃのだ”

 

 

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にゃんと、にゃんと!

 

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にゃんずも、しっかりとした家族の一員でありました♡

仲良く暮らすって素敵♡

 

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最後に、こちら、島のできている仕組みだそうです。

チチカカ湖に群生するトトラを使って、何年も何年も積み重ねていって

下はどんどん腐っていくので、現在もあたらしく積み重ねるようです。

 

 

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ちなみにトトラ、食べられます。食べました。少し甘みがあって、シャキシャキしました。

 

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つづく♡

 

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