ソフィテル・ヴィエナ・シュテファンスドーム@ウィーン
- 2013年12月10日
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チェコのブルノから列車に乗って、いよいよ、オーストリアのウィーンへ到着です。
そこで、どうしても泊まりたかったホテル、近代建築家であるジャン・ヌーヴェルの
設計したホテル、ソフィテル・ヴィエナ・シュテファンスドームへ泊まりました。
ジャン・ヌーヴェルーは、フランス人の建築家です。
パリにある「アラブ世界研究所」や「ケブランリ美術館」など手掛けています。
ドナウ運河岸沿いにあって、高さ75メートルのホテルは目立ちます。
さっそくチェックインして、中に入りました。
この書体も、光の加減も、設計のうち。
部屋の外の通路、光と黒に塗られた天井がコントラストをつくっていて、本当に
近未来的な印象がします。
お部屋へ到着!
ドアノブのすぐ上に設置された部屋番号も、全館統一の書体で。
お部屋のドアをあけると、スライド式のドア。その奥にベッドルーム。
右側が、トイレです。
ドアも床もベッドもグレー! このホテルは、黒、グレー、白の3色で設計されているのです。
他に白のお部屋もあるし、黒はスイートルームだとか。
これまでにない、まったく経験したことのないお部屋!!
さらに、景色はどうやら旧市街側らしい……す、素敵……
ブラインドをあけると、遠くには、旧市街のメインシンボル、シュテファン大聖堂が見えます。
ゴシック建築の鉛筆の先のような塔が天にも届きそうな勢い。
ホテルの建築のほか、インテリアもジャンヌーヴェルのデザインです。
お部屋を見渡すと、幾何学的で、ものすごくシンプルなインテリアと部屋の構図。
お部屋の中にバスタブがあるつくり。スライド式ドアで仕切れますが、なんともロマンチック。
バスルームにある洗面台は、鏡の効果で幾重にも蛇口があるみたい。
この型。シンプルなのにオシャレ。
それから、奥の壁側は黒色。
その反対側でベッドの横にあるクローゼットは中が白と黒。
おトイレも白。
18階のパノラマレストラン「le loft」へ。
天井のアート画は、ピピロッティ・リストの作品。
せっかくなので、遅めのランチをしてみました。
はじめての、蛙。鶏肉みたいです。
ポーチドエッグのスープ。美味しすぎるー。
景色が素晴らしい!
それから一階(日本でいう2階)のビジネスセンター&ライブラリーへ。
同じく、ピピロッティ・リストのアート画があります。
ライブラリーって、この書籍のことかな?
グランドフロアーへ。
黒色がメインですが、奥へいくほど(入り口)、光が入る。
夜はまた外観も装いを変えます。
エントランスもこんなマジカルな光を放つアートに変身!
幻想的。
やっぱり白と黒とグレーの柱、天井、インテリア。
ちなみに、別の日に白の部屋に泊まってみました。
またしても、ベッドルームとバスルームがつながっている。
でも、スライド式ドアで別にもできるという。ロマンチック・アゲイン。
窓、部屋の仕切り方がやっぱり幾何学的だし、斬新。
この部屋は、ほぼすべてが真っ白!
ベッドも真っ白。
驚いたのは、枕4種類、すべて堅さなどが違うのです。
お好みの枕を選べるという。素晴らしい。
バスタブにゆっくり疲りたいと思える。
その横のささやかな椅子と台もオシャレ。こういうバスルーム、家につくりたい!
旧市街とは逆側でしたが、素晴らしい眺めです。
またかならず泊まりたいと思ったし、もし自分のお部屋をつくるなら、こういう間取りがいい!と
ふたたび妄想列車が走り出しました〜。笑
つづく♡