アールヌーボー建築が美しい市民会館 at Praha
- 2013年12月4日
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プラハにもどって、どうしても行きたかった市民会館へ行きました。
こちら、開館の10時にむかって、夕方のツアーの申し込みをしないと
中を見学することができず!
チェスキー・クルムロフからバスで3時間かけてプラハへもどり、
無事に内覧ツアーの予約をして、夕方から見学スタート!
ちなみに、市民会館のファサードはこんな感じ!
正真正銘、立派なアールヌーボー建築です。
ちなみに、アールヌーボとは、Art Nouveauというフランス語で、「新しい芸術」という意味。
フランスのベルエポックと呼ばれる時代を代表する美術様式で、植物や生き物をモチーフに
自由な曲線を描いて装飾しましょうというスタイルです。
フランス、ベルギー、イギリスあたりから、中東欧まで幅広く渡ってアールヌーボーが
広まって行きました。
正面入り口から中へ。
入り口の天井のこの造りひとつに、感動です。
生命体のような、やっぱり植物的な感じもする?
とにかく、こてこてのアールヌーボー。観ていて惚れ惚れ。
中に入ります。
階段も雰囲気あるし……
エレベーターも、稼働しているとは思えないほど美しい。
ちなみに、こういう何得ない装飾も、アールヌーボー。
てんとう虫とぶどうのコンビネーションという発想がまた新しい。(古い時代だけど)
くるくると巻いた茎の模様、折り重なる葉っぱなど、有機的な印象をあたえますよね。
いよいよ、お部屋めぐりです。
こちらは、最初に入ったところで、THE SLADKOVSKY HALLと呼ばれるお部屋。
椅子が並んでいますが、この日こちらでコンサートが開かれるようです。
それから、念願の、このお部屋!!! 市長の間です。
アールヌーボー芸術家、ミュシャが手掛けた部屋なのです!
部屋に描かれた絵も、装飾品も、フレスコ画も、すべて彼によるもの。
天井の絵は、スラブの結束、誇りを現しているのでしょう。
フレスコ画の色味が柔らかく優しい。
まるで美術館にいるような気分。
次は、ディベートルームに使用されたという部屋。
天井のフレスコ画が美しい。THE GREGR HALLと呼ばれています。
シャンデリアの形がオシャレ! こういうの、自宅に素敵じゃあありませんか?
迫力満点の絵画。
THE ORIENTAL ROOMです。
たしかに、いきなりオリエンタルになりました。
そのほか、こんな椅子もあったり…
部屋と部屋の間にこんな空間があったり…
とにかく、人のつくるものって素晴らしいなあと思いつづけ、
最後に、ついに、スメタナホールへ!!!
スメタナは、『我が祖国』をつくった大作曲家です。
毎年、プラハの春と呼ばられる音楽祭が、こちらで開かれます。行ってみたい!
プラハの市民会館、チェコの建築や芸術に触れるには、本当に素敵なところだし、
お家のインテリアとか、お部屋を設計するとか、リノベーションするとか、、、
そんなことの妄想をするのに(妄想だけだけど…)最高のツアーでした!
おまけ…
にゃんと、鳩
にゃんと、ハリネズミ
にゃんと、日陰
“日陰になってないにゃー まぶしいにゃー”
“この角度は顔はまぶしくないにゃ”
チェスキー・クルムロフのにゃん劇でした。
つづく♡