アールヌーボー建築が美しい市民会館 at Praha

プラハにもどって、どうしても行きたかった市民会館へ行きました。

こちら、開館の10時にむかって、夕方のツアーの申し込みをしないと

中を見学することができず!

チェスキー・クルムロフからバスで3時間かけてプラハへもどり、

無事に内覧ツアーの予約をして、夕方から見学スタート!

 

ちなみに、市民会館のファサードはこんな感じ!

正真正銘、立派なアールヌーボー建築です。

ちなみに、アールヌーボとは、Art Nouveauというフランス語で、「新しい芸術」という意味。

フランスのベルエポックと呼ばれる時代を代表する美術様式で、植物や生き物をモチーフに

自由な曲線を描いて装飾しましょうというスタイルです。

フランス、ベルギー、イギリスあたりから、中東欧まで幅広く渡ってアールヌーボーが

広まって行きました。

 

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正面入り口から中へ。

入り口の天井のこの造りひとつに、感動です。

 

 

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生命体のような、やっぱり植物的な感じもする?

とにかく、こてこてのアールヌーボー。観ていて惚れ惚れ。

 

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中に入ります。

 

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階段も雰囲気あるし……

 

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エレベーターも、稼働しているとは思えないほど美しい。

 

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ちなみに、こういう何得ない装飾も、アールヌーボー。

てんとう虫とぶどうのコンビネーションという発想がまた新しい。(古い時代だけど)

くるくると巻いた茎の模様、折り重なる葉っぱなど、有機的な印象をあたえますよね。

 

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いよいよ、お部屋めぐりです。

こちらは、最初に入ったところで、THE SLADKOVSKY HALLと呼ばれるお部屋。

椅子が並んでいますが、この日こちらでコンサートが開かれるようです。

 

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それから、念願の、このお部屋!!! 市長の間です。

 

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アールヌーボー芸術家、ミュシャが手掛けた部屋なのです!

部屋に描かれた絵も、装飾品も、フレスコ画も、すべて彼によるもの。

天井の絵は、スラブの結束、誇りを現しているのでしょう。

 

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フレスコ画の色味が柔らかく優しい。

 

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まるで美術館にいるような気分。

 

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次は、ディベートルームに使用されたという部屋。

天井のフレスコ画が美しい。THE GREGR HALLと呼ばれています。

 

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シャンデリアの形がオシャレ! こういうの、自宅に素敵じゃあありませんか?

 

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迫力満点の絵画。

 

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THE ORIENTAL ROOMです。

たしかに、いきなりオリエンタルになりました。

 

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そのほか、こんな椅子もあったり…

 

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部屋と部屋の間にこんな空間があったり…

 

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とにかく、人のつくるものって素晴らしいなあと思いつづけ、

最後に、ついに、スメタナホールへ!!!

 

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スメタナは、『我が祖国』をつくった大作曲家です。

毎年、プラハの春と呼ばられる音楽祭が、こちらで開かれます。行ってみたい!

 

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プラハの市民会館、チェコの建築や芸術に触れるには、本当に素敵なところだし、

お家のインテリアとか、お部屋を設計するとか、リノベーションするとか、、、

そんなことの妄想をするのに(妄想だけだけど…)最高のツアーでした!

 

おまけ…

にゃんと、鳩

 

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にゃんと、ハリネズミ

 

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にゃんと、日陰

“日陰になってないにゃー まぶしいにゃー”

 

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“この角度は顔はまぶしくないにゃ”

 

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チェスキー・クルムロフのにゃん劇でした。

 

つづく♡

 

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