犬島で、にゃんとアート
- 2014年8月3日
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豊島から犬島行きのフェリーがでているので、
豊島に滞在中、3時間ばかり行ってきました。
犬島というと、どうしても見たかったのは、犬島精錬所美術館。
かつて銅製錬所として使われていた遺構を美術館にしたもの。
建築家の三分一博志氏の環境に負担をかけず、
なるたけ既存の建物をつかった建築と、
現代アーティストの柳幸典氏が三島由紀夫をモチーフにして
表現したアートのコラボレーション。
興味津々!
そして、これまで猫島を追い求めていたかれど、犬島とは
猫がいそうな気配がない。
それも実態をさぐるため、行ってみた。
犬島の港。
港沿いに歩いてすぐに、製錬所がありました。
なんとも雰囲気のあるかんじ。
美術館内は撮影禁止なので写真はありませんが、
ひとこと言って、素晴らしかった。
いろいろとアートを見てきたけれど、私的にはかなり
心に残ったアートでした。
そして、外の遺構をめぐる。
いはやは、古代遺跡のような構え。
当時、この銅製錬所を完全取り壊しの方針が固まっていたそうです。
それをベネッセが買い取って美術館にしてしまうのだから
島の波乱万丈ともいえますね。
いまにも崩れ落ちそうだけど、こういうのを見ることに
アート性の価値があるようにも感じるこのごろ。
異国の風まで感じる〜。
こちら、カラミ煉瓦。製錬所の煙突、建物すべて、このカラミ煉瓦で
つくられているそうです!
持ってみてびっくり、激重い。一ブロック、20キロほどあるそうです。
さて、念願の精錬所美術館を後にして、もうひとつ興味があった
犬島家プロジェクトの作品。
有名の建築家やアーティストが手掛けた作品が島のあちこちに
あるみたいです。
たとえば、民家の中に突如ある、この作品。
「太古の声を聴くように、昨日の声を聴く」という
アーティスト浅井祐介氏と長谷川裕子氏の作品。
石職人の家跡らしいです。
建築家の妹島和代氏とアーティスト長谷川裕子氏、荒神静香氏の作品、「コンタクトレンズ」。
なるほど〜と思います。
コンタクトレンズですにゃー
こちら、同じく建築家の妹島和代氏とアーティスト長谷川裕子氏、荒神静香氏の
「リフレクトぅ」、桃源郷をテーマにした作品。
とっても華やか。
華やかなリフレクトゥの世界から、突如!
にゃんが登場〜♡
犬島というだけあって、にゃんはいないのかと思ってた〜。
“そんなことニャイ……ただ暑いにょ……”
犬島でめでたくにゃんにも会えたし、あっという間の3時間。
フェリーに乗らないと。
またにゃん!
つづく♡