世界遺産ホッロークー村の可愛いお店と、村にゃん
- 2013年11月10日
- No Comments
ブダペストから北東へ約100キロ行ったところにある、世界遺産となっている
小さな小さな田舎の村ホッロークーへ日帰りで行ってきました。
ブダペストのメトロ、Puskás Ferenc Stadion駅にバスターミナルがあり、
そこから、1日1便だけ、朝8時半発の直行バスがでています。
およそ1時間半で到着。帰りのバスは夕方16時なのでおよそ6時間滞在できる。
(日帰りの直行バスがあるのは週末だけのようです)
小さな村なので、6時間もあれば十分かな思いますが、私はそういう村や町こそ
何もせず、のんびりと何泊もしたいタイプなので、今回もできれば長く滞在したかったです。
村の入り口には、木製のウェルカムボード。
これを見て、村全体のイメージがなんとなくわかるというか。ぬくもりがたっぷり。
ホッロークー村は、ハンガリーの中でもっとも美しく、伝統的な生活様式を守りぬいている村として
126軒の家や教会、農地や自然などふくめて、村全体が世界遺産として登録されたそうです(1987年)。
ホッローク村に住む人々はパローツ人であり、独自のパローツ語を話しているそうですが
今はご年配の方達しか話さないとか。
家のつくりは、藁と泥を混ぜて、そこに石灰をぬった真っ白な壁と、
木造の平屋と石造の地下室とでできているパローツ様式。
木造のため、幾度となく火災に見舞われた歴史もあるけれど、再建するときは
必ず木造のパローツ様式を継承していったようです。
メインのコシュート通りの先にはパローツ様式の可愛らしい教会が見えます。
そこへ向かう数十メートルの道すがら……
あら、あら、可愛らしい窓から見える、素敵な小物たちは何ですか?
惹かれるままに〜〜
中に入ると、わーお。
すべてハンドメイドの、 木でつくった雑貨たち。
伝統工芸品ならば、ホッロークー村で探すと、ブダペストよりも遥かに安価で、種類も豊富らしいです。
こういう玩具、いいにゃ〜。
それから、こちらは……
刺繍工芸品屋さん。
この小花柄というのが、ホッロークー村の伝統的なデザインらしいのです。
すべて、このマダムの手作りだと言っていました。
女心を一発でくすぐる、素敵な品々。小花柄〜!
ああ、旅心もくすぐられる。。。目の前でつくっていらっしゃる……。
ここだけの出会い。お持ち帰りしたくなるにゃ〜。
カギ編みレースだって、芸術的ではないですか。
お部屋に飾りたい。
テンションが高まるばかりの村でございます!
お次は……
かご屋さん!
かご王国です。
この、おひげのサンタクロースのようなムッシュが店主。
にこにこ顔が素敵だったので写真を撮らせてもらったにゃ。
村の中心にある教会。
教会から二手に道が別れていました。
お天気もよくて、気持ちがよいです。
二手に分かれる道を左側(コシュート通り)へ歩きます。
パローツ人形博物館。
入り口でタバコを持っているマダムが絵になる。
そのときです。
トコトコ……茶トラにゃんがやってきた。
あ、またにゃん。
あ、またまたにゃん。
みんな、ここでご飯を貰っているのかにゃ?
まるで我が家のように、入っていきました。
お尻がまーるみえっ♫
しばらく中に入ってから、マダムと一緒にどこかへ行ってしまいました。
また会えるかにゃ?
今度は、教会から二手に分かれた右側の道、ペテョーフィ通りにも、可愛いお店が。
こんな可愛い陶器屋さんを発見。
中の食器類も可愛いけれど、釘付けにさせられたのは、
ガーデンに飾られた不思議の国の住人たち! ひとつひとつが、ユニークでおかしい!
これぞ、典型的なパローツ様式のお家。こちらも陶器やさん。
陶器でできた一輪のバラが素敵でした。
こんな小さな村なのに、にゃんにもすぐに出会えたし、
素敵なハンドメイドなものが多すぎて、あっという間に時間が経ってしまいます!
まだまだ散策するにゃ! にゃふん!
つづく♡