建築首都ブラジリア その2
- 2014年5月4日
- No Comments
首都ブラジリアの町歩き。
ブラジリアは街を上からみると(マップをみると)、まるで
飛行機のような形をしています。
その「パイロット・プラン」と呼ばれた都市設計をしたのが
フランス生まれの建築家ルシオ・コスタ氏。
オスカー・ニーマイヤーの師にあたる人です。
さて、カテドラルからバスに乗って、三権広場まで到着。
マップでいうと、飛行機の機首にあたる部分の場所です。
三権広場は、最高裁判所、大統領府、国会議事堂などがあります。
これらの建築の設計は、ニーマイヤーです。
バスで移動したら、雨が降って来たので、しばらく雨宿りをして
一瞬晴れたときを見て見学。
こちらが三権広場です。
かなり広々とした空間。
空にブラジルの国旗がたなびいてます。
この広場の真正面にあるのが、パンテオン(霊廟)です。
この広場の右手にあるのは、最高裁判所です。
かなりオシャレ。
柱も、手前の曲線になっている入り口につづくスロープも、
空間をもたないファサードのようにもみえるから、だいぶ開放的。
すごいな〜。隙間だらけ〜。
さて、続いてはパンテオンに向かいます。
フォルムが面白い。
なんだかめずらしく直線的?
この灯台にのぼってみました。
ここから、パンテオンがみえますが建築というよりも、芸術作品のよう。
広場のほうを見ると、真正面に国会議事堂。
炎がめらめらしてました。
さて、広場にふたたび出て、最高裁判所とは反対側に。
大統領府です。
「二人の戦士」という名の彫刻があります。
広々とした空間にぽーんと立っているので、存在感があります。
「二人の戦士」はブラジルの彫刻家によってつくられました。
最高裁判所にもよく似ている建築。
水盤がうねうねしています。
入り口までの階段が平面的なスロープで落っこちないのかな〜と思ったり。
入り口には、衛兵がいました。
不思議な入り口ですね。
やっとこ、晴れてきたかー?
こちらは、大統領府の隣にある、司法省です。
水が建物から流れ落ちていく、とても涼しげな建物。
もともと砂漠地帯。真夏は過酷なほどに暑くなるのだろうけれど、
水があるとどこか気持ちが楽になるのかも。
水盤と、雨に濡れたエントランスが一体化していて、美しい。
ちなみに、閉館でしたが(カーニバルの次回は閉館する)、ちょっと中をのぞけて
写真を撮ってみました。
天井や壁、なんだか外の水のしたたる外観にくらべると、
なんとなく無機質な感じがしますね。
さて、この後は、国会議事堂(連邦議会)の内部ツアーに参加しようと思います。
つづく♡