アルバニアと、中欧最後のにゃん!
- 2014年2月6日
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コソボからバスで、アルバニアへ向かいました。
早朝移動は、霧がかって、外は幻想的。
コソボから、本当はマケドニアに抜けようかと思っていのですが、
アルバニア人の多いコソボでは、「絶対アルバニアだ!」とすすめられ、
流れのままに向かっていきました。
マケドニアは、敵対するセルビア人の多い国。こういう事情は、肌で感じて
理解していくものですね。
しかし、アルバニアといっても、何があるのか全く想像がつかず。
どんな街並みなのかも、想像つかず。
そういうときは、好奇心が掻き立てられ、でも少し緊張して
だからちょこっとの勇気をだして、行ってみることにする。
で、やってきたアルバニアの首都ティラナ。
まずは、インフォメーションセンターへ行ってみました。
観光マップはもらったものの、とくに見所は多くないようで、
それでも、国立歴史博物館だったり、
オペラだったり(写真右の建物)、
はたまたモスクだったり、
ちょっと歩いただけでも、いくつか観光スポットがありました。
街並みは少し古い感じ。
こちらは、マザーテレサ広場。マザーテレサは、アルバニア人。だから、国民の誇り。
それは、コソボでも感じていたけれど。
この立派な建物は、考古学博物館。
さきほどのモスクへもどると、お祈りの時間のようで、たくさんのイスラム教徒で
あふれかえっていました。
翌日、ティラナからバスでおよそ1時間弱の港街ドゥラスへ行きました。
実はマップもなく、ドゥラスに何があるかもよくわからないまま、
ティラナの道を歩いていたときにやってきたミニバスに飛び乗ってみました。
(日本のバスと違って、道を走りながらバスが「ドゥラス行きだよ〜」
と声をかけてくるので、手をあげると止まってくれるのです)
ドゥラス到着。ぷらぷらと、人に道をききながら、海を目指すことに。
途中で見上げると、空にたくさんの傘。なんだか、可愛い。
ふと視線を買えると、あのお尻は?
“アルバニアのにゃんだけど?”って、風貌がかっこいい。
なんだか、アルバニアンマフィアみたいな顔つき!
さっそうと、壁を乗り越えて消えていかれました。
ようやくたどり着いた海。
思いのほか、近代的でした。
アルバニアの旗が街中で売られています。
社会主義国家らしいような。
日が暮れる前にティラナに戻ろうと、バス乗り場(実はよくわからない)まで歩くと
「こっちにいくと、遺跡が見られるよ」と街の人が教えてくれて行ってみる。
観光地化されなさすぎの、コロッセオ?! 円形劇場らしいです。
この放置感、雑草もいっぱい生えているし、、、でも、夕陽が空や建物をピンクに変えて
高台からの眺めはとても美しかったです。
ティラナへ向かうバスがよくわからず、地元の人に聞いていたら、
ファミリー連れのおじさまが、「こっちにきなさい」って案内してくれたうえ、
バスの運転手さんにポケットからお金をだして、
「これで、しっかりティラナまで届けてあげて」と言ってくれた。
そうして、私は無事にティラナへ戻ってくることができました。
モスクが煌々と輝いていて、アルバニアでの優しさに触れて感動した夜でした。
さて、アルバニアを最後に、中欧・東欧・バルカン半島の旅という
少しマニアックなヨーロッパを旅は終了します。
昨年の夏から長々と御付き合いくださいまして、ありがとうございました。
皆さんと一緒に、世界の猫を追いかけ旅をしていることは、
本当に(私の勝手な気持ちでうが)、ひとり旅をしているような気がしなくて
とても心強くて勇気がでました。
次回はどこに?
もちろん、これで終わりではありません!
だって、世界の猫を追いかけるのですから。まだまだ世界は広いです!
ということで、せっかくならば、思い切り壮大な場所に行ってみたい!
あんなところに、にゃんずはいるの?というところへ、行ってみよう!
で、飛んじゃった(すでに飛んで旅しています)ところは・・・・
・・・
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南米!
南米の猫たちよ、待っていてにゃ〜!
まず、ペルーからスタートです♡♡
引き続き、「にゃんトラベル」南米編をお楽しみくださいませ!
つづく♡